ルートラボの代替 STRAVAでルートを作成

ロードバイク + サイクルコンピューター
ルートラボの代替
STRAVAでルートを作成する方法
 
長年愛用してきた「ルートラボ」が、2020年3月末でサービスが終了することになった。今まで、ルートラボでコースを作成し、GARMIN に転送してから走行に出かけるというパターンが定着していたので、「ルートラボ」に代わる地図作成アプリを探し、早いうちに慣れておかねばならない。
 
「ルートラボ」が、2020年3月末でサービスが終了
 
今のところ、「ルートラボ」の代替としては、「STRAVA」のウェブサイトが一番良いのではなかろうか。
 

 

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「ルートラボ」2020年3月末、サービス終了の詳細。

「ルートラボ」2020年3月末、サービス終了の詳細
 
 
 
1. 「STRAVA」のウェブサイトへのアクセス
 
ストラバについて。
ストラバには無料プランと有料プラン『Strava Summit』があるが、「ルートラボ」の代替として使うなら、無料プランで十分。
 
 
「STRAVA」までもが有料になった。
Garmin Connectでルートを作成してみたところ、「ルートラボ」と遜色がないレベルで使用できることが分かった。(2020.06.13 追記)
 
 
パソコンのブラウザから「 STRAVA(strava.com) 」にアクセスし、ログインする。
 
STRAVAの「ダッシュボード」画面が開くので、右上の「」をクリックし、「ルートを作成する」を選択する。
STRAVAの「ダッシュボード」画面が開くので、右上の「✙」をクリックし、「ルートを作成する」を選択する
 
初回の場合、「ルートビルダーへようこそ」画面が表示されるので、「次へ」をクリックする。
初回の場合、「ルートビルダーへようこそ」画面が開くので、「次へ」をクリックする
 
 
 
2. STRAVA画面の操作要領
 
最初は、STRAVA画面の使い方にかんするチュートリアルが表示され、皇居の真ん中に『スタート地点』が設定されるので、一旦「ビルダーを閉じる」をクリックし、再度「ルートを作成する」。
皇居の真ん中に『スタート地点』が設定されるので、一旦「ビルダーを閉じる」をクリックする
 
「STRAVA」の画面と「ルートラボ」の画面におけるアイコンを対比し、使い方の違いを調べてみた。【ルートタイプ】を除けば大差はないので、戸惑うこともない。
「STRAVAの画面」と「ルートラボの画面」を対比し、使い方を調べてみた
 
距離のデフォルトがマイルになっているので、左にある「地図表示オプション」で「単位」を【km】に変更しなければならない。→ デフォルトの変更要領は、後述。
距離のデフォルトがマイルになっているので、左にある「地図表示オプション」で「単位」を【km】に変更しなければならない
 
 
 
3. ルートの作成要領
 
「スタート地点」を設定し、「目標ポイント」クリックして行けば、ルートラボと同じようにコースが作成できる。
「スタート地点」を設定し、「中継ポイント」クリックして行けば、ルートラボと同じようにコースが作成できる
 
コースを作成している途中で、『区間』という、他のSTRAVAユーザが登録したコースが表示されるので、他人のコースを参考にすることが出来る。
他のSTRAVAユーザが登録した『区間』というコースが表示される
 
『区間』の表示を止める場合は、「オフ」にすればよい。
『区間』の表示を止める場合は、「オフ」にすればよい
 
 
 
4. 距離マーカー
 
作成したコースには、スタート地点からの距離が表示されるが、デフォルトではマイルになっている。→ デフォルトの変更要領は、後述。
作成したコースには、スタート地点からの距離が表示されるが、デフォルトではマイルになっている
 
左にある「地図表示オプション」で、「単位」を【km】に変更する。
左にある「地図表示オプション」で、「単位」を【km】に変更する
 
「地図表示オプション」で、「距離マーカー」を【オフ】にすれば、表示されなくなる。
「地図表示オプション」で、「距離マーカー」を【オフ】にすれば、表示されなくなる
 
 
 
5. ルートの保存とダウンロード
 
作成したコースを保存する場合は、右上にある「保存」をクリックする。
作成したコースを保存する場合は、右上にある「保存」をクリックする
 
ルート名を入力して「保存」する。
作成したコースを保存する場合は、右上にある「保存」をクリックし、ルート名を入力して「保存」する
 
他人に見られたくない場合は、「プライベート」にチェックを入れておく。
 
クラウド上に保存されるので、「Myルートをみる」をクリックする。
クラウド上に保存されるので、「Myルートをみる」をクリックする
 
「ダッシュボード」画面が開き、作成したルートが表示される。
「ダッシュボード」画面が開き、作成したルートが表示される
 
ルートラボと同じように、下部にある標高グラフをクリックすれば、該当の地点が【】で表示される。
下部にある標高グラフをクリックすれば、地点が表示される
 
「GPXをエクスポート」をクリックすると、ルート名で【gpx】ファイルがダウンロードできる。
「GPXをエクスポート」をクリックすると、ルート名で【gpx】ファイルがダウンロードできる
 
 
 
6. ルートの編集
 
「ダッシュボード」画面で「編集」をクリックすると、作成したルートの追加・修正が出来る。
「ダッシュボード」画面で「編集」をクリックすると、作成したルートの追加・修正が出来る
 
下図は、コースを追加した例。
コースを追加した例
 
 
 
7. ルートデータ(アクティビティ)のアップロード
 
「ダッシュボード」画面の右上にある「」をクリックし、「アクティビティをアップロード」を選択する。
「ダッシュボード」画面の右上にある「✙」をクリックし、「アクティビティをアップロード」を選択する
 
GARMINの「始める」をクリックする。
GARMINの「始める」をクリックする
 
「GARMINから開始」が表示されるので、「ファイルを直接アップロード」をクリックする。
「GARMINから開始」が表示されるので、「ファイルを直接アップロード」をクリックする
 
「.tcx」「.fit」「.gpx」形式のファイルがアップロードできる。試しに「.fit」形式のファイルを選択してみた。
「.tcx」「.fit」「.gpx」形式のファイルがアップロードできる
 
コース地図が表示されたので、「保存&表示」をクリックする。
コース地図が表示されたので、「保存&表示」をクリックする
 
「プライバシーコントロール」が表示され、公開範囲をどうするか聞かれる。
「プライバシーコントロール」が表示され、公開範囲をどうするか聞かれる
 
アップロードした「アクティビティ」の概要と、コース地図が表示される。
アップロードした「アクティビティ」の概要と、コース地図が表示される
 
下部には、標高差グラフや区間データも表示される。
下部には、標高差グラフや区間データも表示される
 
左にある「分析」を選択すると、スピードや心拍数のグラフを見ることもできる。
左にある「分析」を選択すると、スピードや心拍数のグラフを見ることもできる
 
 
 
8. gpxファイルのアップロードと編集
 
「ルートラボ」で作成した、gpxファイルをアップロードすると、
「Time information is missing from file. More Information.」
というエラーが出る。
「Time information is missing from file. More Information.」 というエラーが出る
 
これは、「タイムスタンプが無いと区間でタイムやスピードが計算出来ない」という理由らしい。
 
タイムスタンプを付けるには、「Add Time Stamps to GPX Files」というサイトを利用する。
「Add Time Stamps to GPX Files」というサイト
 
gpxファイルを選択し、Time Zone を Asia/Tokyo に、スピードを KmPH にして「Upload」をクリックする。
gpxファイルを選択し、Time Zone を Asia/Tokyo に、スピードを KmPH にして「Upload」をクリックする
 
アップロードが完了したら、「Click Here」をクリックする。
アップロードが完了したら、「Click Here」をクリックする
 
ダウンロード画面が開くので、「Output File Format」が「GPX」になっていることを確認して、「Click Here」をクリックする。
ダウンロード画面が開くので、「Output File Format」が「GPX」になっていることを確認して、「Click Here」をクリックする
 
タイムスタンプが付いた、gpxファイルがダウンロードできる。
タイムスタンプが付いた、gpxファイルがダウンロードできる
 
ダウンロードした gpxファイル なら、タイムスタンプが付いているので正常にアップロードできる。
ダウンロードした gpxファイル なら、タイムスタンプが付いているので正常にアップグレードできる
 
アップロードしたファイルは、アクティビティとして扱われるので、「ダッシュボード」の「アクティビティフィード」で参照できる。
 
アクティビティをクリックする。
アップロードしたファイルは、アクティビティとして扱われるので、「ダッシュボード」の「アクティビティフィード」で参照できる
 
アクティビティの詳細が表示される。
 
アクティビティのタイプがランニングになっているので、左にある「編集」をクリックする。
アクティビティの詳細が表示される。アクティビティのタイプがランニングになっているので、左にある「編集」をクリックする
 
「スポーツ」ををクリックすると、多くの種類が表示される。
 
「ライド」を選択する。
「スポーツ」ををクリックすると、多くの種類が表示される。「ライド」を選択する。
 
ついでにタイトルも変更して、「保存」をクリックする。
タイトルも変更して「保存」をクリックする
 
このように、アップロードしたアクティビティの編集も可能となっている。
アップロードしたアクティビティの編集も可能となっている
 
 
 
9. STRAVAの設定
 
「アカウント」から「設定」をクリックする。
「アカウント」から「設定」をクリックする
 
「Myプロフィール」が表示されるので、「設定を表示」をクリックする。
「Myプロフィール」が表示されるので、「設定を表示」をクリックする
 
「設定を表示」の中から、「マイルとポンド」をクリックする。
「設定を表示」の中から、「マイルとポンド」をクリックする
 
「キロメートルとキログラム」を選択し、「保存」をクリックする。
「キロメートルとキログラム」を選択し、「保存」をクリックする
 
これで、「単位 & 測定」のデフォルトが変更される。
 
ついでに、「プライバシーコントロール」の各項目も設定しておくと良い。
「プライバシーコントロール」の各項目も設定しておく
 
 
 
10. まとめ
 
「ルートラボ」との比較。
①.画面サイズが大きいので、ルート作成がやり易い。
②.地図の種類が3種類あり、地形図にするとコースが判り易い。
③.河川敷の狭いサイクリングロードでも、道ピタで自動で引ける。
 
地形図の地図。
地形図の地図
 
標準マップの地図。
標準マップの地図
 
サテライトマップの地図。
サテライトマップの地図
 
河川敷の狭いサイクリングロードでのプロット。
河川敷の狭いサイクリングロードでのプロット
 

 

以上。
(2019.10.14)

 

 

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