大聖勝軍寺(たいせいしょうぐんじ)

大聖勝軍寺(たいせいしょうぐんじ)
大阪府のサイクリングコース
八尾市周辺周回
 
大聖勝軍寺(たいせいしょうぐんじ)。
所在地:大阪府八尾市太子堂3丁目3-16
山号:神妙椋樹山(しんみょうりょうじゅさん)
宗派:高野山真言宗
本尊:植髪太子(聖徳太子十六歳像)
創建年:用明天皇2年(587年)
開基:聖徳太子
 
山門
 
 

 

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「大聖勝軍寺」の場所。
「大聖勝軍寺」の場所
 
 
 
1. 聖徳太子
 

 聖徳太子

聖徳太子(しょうとくたいし)は、飛鳥時代の皇族・政治家。用明天皇の第二皇子、母は欽明天皇の皇女・穴穂部間人皇女。

「聖徳太子」は後世の尊称ないし諡号(しごう)。また、厩戸皇子(うまやどのみこ、うまやどのおうじ)、厩戸王(うまやとおう)など本名は厩戸と言われることも多いが、戦後に推定された名が広まったものであり、古代の文献には見えない。

叔母の推古天皇のもと、蘇我馬子と協調して政治を行い、国際的緊張のなかで遣隋使を派遣するなど大陸の進んだ文化や制度をとりいれて、冠位十二階や十七条憲法を定めるなど天皇を中心とした中央集権国家体制の確立を図った他、仏教を厚く信仰し興隆につとめていた。

引用元:ウィキペディア
 
 
 
2. 四天王とは
 

 四天王とは
仏教の守護神の帝釈天に仕え、須弥山の中腹にいて四方を守護している
 ・持国天(東方)
 ・増長天(南方)
 ・広目天(西方)
 ・多聞天(北方)
の四人組を差し、東西南北を守護してくれる神を言う。

 
聖徳太子と四天王。

 用明天皇2年(587年)、
崇仏派の蘇我馬子に組した聖徳太子が排仏派の物部守屋との戦いで
いまもし我をして敵に勝たしめば、かならずまさに護世四天王の、おんために寺塔を建つべし」(日本書紀)
と祈願して戦勝したことから、戦後間もなく四天王を祭るための寺院として
摂津国難波(現・大阪市天王寺区)に四天王寺を建立するとともに、大聖勝軍寺の太子堂も建立された。

また、信貴山に現れた毘沙門天像を2体作っており、1体を信貴山朝護孫子寺に、もう1体を大聖勝軍寺に奉納して毘沙門堂を建立した。

 
 
 
3. 聖徳太子建立三太子
 
聖徳太子建立三太子。
聖徳太子建立三太子
 
「聖徳太子」ゆかりの寺院で「河内三太子(かわちさんたいし)」とも称される。

 河内三太子

「叡福寺(えいふくじ):上(かみ)の太子」〔南河内郡太子町〕
「野中寺(やちゅうじ):中(なか)の太子」〔羽曳野市〕
「大聖勝軍寺:下(しも)の太子」〔八尾市〕

 
叡福寺(えいふくじ)。
磯長山(しながさん)叡福寺
 
ロードバイクコース:
 
野中寺(やちゅうじ)。
野中寺(やちゅうじ)
 
ロードバイクコース:
 
 
 
4. 大聖勝軍寺(たいせいしょうぐんじ)
 
参道の様子。
参道の様子
 
門前の右横にある、聖徳太子像と四天王像。
聖徳太子像と四天王像
 
聖徳太子像の下に掲げられた、由来の説明版。
聖徳太子像の下に掲げられた、由来の説明版
 

 太子と四天王の由来
千四百余年の昔 仏教伝来を巡り排仏派の反乱軍は仏教軍に猛攻を加え、 太子軍は三度大敗する。時に御歳十六歳の太子は部下四将軍に四天王の 像を刻ましめ、誓願をたて排仏軍を平定する。
「いまもし我をして敵に勝たしめば、かならずまさに護世四天王の、おんために寺塔を建つべし」(日本書紀)
乱後難波の高台に日本仏教最始の四天王寺を建立し、仏教公伝の礎となった当地渋川に勝軍寺を創建 御自身十六歳の植髪の太子像と四天王像を安置されたと伝う。
  聖徳太子第二番霊場 大聖勝軍寺

 
山門。
山門
 
境内の様子。正面にあるのが、本堂(太子堂)。
境内の様子
 
本堂(太子堂)の左隣にある、弘法大師立像。その周りには四国八十八ヶ所霊場の玉垣が並んでいる。
本堂(太子堂)の左隣にある、弘法大師立像
 
聖徳太子殿。
聖徳太子殿
 
裏門方面の様子。
裏門方面の様子
 
 
 
5. 信貴山 朝護孫子寺 毘沙門天
 
 聖徳太子が排仏派の物部守屋との戦いに向かう「途中の山」で、戦勝の祈願をするや、天空遥かに毘沙門天王が出現し、必勝の秘法を授かった。
 太子はその御加護で勝利したため、自ら天王の御尊像を刻み伽藍を創建し、信ずべし貴ぶべき山『信貴山』と名付けた。
 
信貴山 朝護孫子寺 毘沙門天の詳細。
 
 
ロードバイクコース:

以上。
(2018.11.06)

 

 

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