岡寺奈良県高市郡明日香村 - ～アラカンからのサイクルライフ～

岡寺（おかでら）
奈良県のサイクリングコース
29-013 駒ヶ谷～竹之内峠～壺坂峠～芋ヶ峠～駒ヶ谷約 81㎞

岡寺（おかでら）。

所在地：奈良県高市郡明日香村岡806
正式名：東光山真珠院龍蓋寺（りゅうがいじ）
山号：東光山（とうこうさん）
院号：真珠院（しんじゅいん）
寺名：龍蓋寺（りゅうがいじ）
宗派：真言宗豊山派
本尊：如意輪観音（重要文化財）
創建年：7世紀末頃
開基：伝・義淵僧正

岡寺仁王門

コース地図と「岡寺」の場所。

　岡寺は奈良県明日香村の東にある岡山の中腹に位置しています。
昔には日本の首都、飛鳥京の中心地　飛鳥板蓋宮（大化の改新が起こった場所）、現在は明日香村行政の中心地　明日香村役場の東に位置します。
過去においても現在においても政（まつりごと）・行政の中心地のすぐそばに位置しております。

1. 仁王門

岡寺の正面。

仁王門。

境内に入ると、左手に手水舎がある。

右手には、樹齢500年のさつきが、その上には大師堂が見える。

本堂への階段。

2. 三重宝塔と大師堂

三重宝塔と大師堂。

三重宝塔。

大師堂。

3. 本堂

左から、楼門、開山堂、本堂。

鐘楼堂。

本堂。4mを超えるご本尊さまが安置されている。

十三重石塔。手前に「龍蓋池」があり、龍蓋寺の始まりを表した石版が立てられている。

龍蓋寺の始まりを表した石版。

　岡寺は古く正式には『龍蓋寺』という寺名でありますが、この『龍蓋寺』という名は、飛鳥の地を荒らし農民を苦しめていた悪『龍』を、義淵僧正がその法力をもって池の中に封じ込め大きな石で『蓋』をし改心をさせたことからその名が付いたと伝わっています。
『龍に蓋をする→龍蓋寺』というわけです。その後悪龍は改心し善龍となって今でも池に眠ると伝わっています。

石版に描かれている「悪『龍』を、義淵僧正がその法力をもって池の中に封じ込め大きな石で『蓋』をした」様子。