滝畑の磨崖仏と蔵王峠

大阪府のサイクリングコース
27-052 滝畑ダムから蔵王峠を越えて妙寺へ 約 26㎞
 
たまたま見たテレビ番組「三宅裕司 ふるさと探訪」に、河内長野が出てきた。この番組で探訪された場所は【いつものロードバイクコース】にあるが、灯台下暗し・・・知らなかった。
 
河内長野での、3つのテーマ。
自慢1 高野街道の絶品カレーパン
自慢2 塩が有名なお寺!
自慢3 滝畑の磨崖仏は必見!
 
 
滝畑の磨崖仏
滝畑の磨崖仏。
 
河内長野再発見「その-2」、滝畑の磨崖仏探訪に出かける。ついでに、まだ越えたことのない「蔵王峠」にも挑戦してみる。
 
 

 

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コース地図
 
河内長野を起点に、JR和歌山線の妙寺駅までの【27-052 滝畑ダムから蔵王峠を越えて妙寺へ 約 32㎞ 】コース地図。
 
和歌山県側の広域農道に出た後、国道371号の紀見峠を経由して河内長野に戻るコースもあったが、久しぶりに「輪行」でゆっくりと帰路についた。
 
 
コースのポイントと標高差
 
コースのポイントと標高差
 
 
 
 
 
 
1. 河内長野から滝畑ダム
 
河内長野の駅前を通って「川見の辻」交差点で、R218(府道河内長野かつらぎ線)に左折。
河内長野の駅前を通って川見の辻で、R218(府道河内長野かつらぎ線)に左折
 
右前:くろまろ麦工房(ブーランジェ(パン職人)のお店)。次回は寄ってみよう。
くろまろ麦工房(ブーランジェ(パン職人)のお店)
 
中高向のバス停を過ぎた地点の交差点。(次回は、ここを左折し「道の駅 奥河内くろまろの郷」に行ってみよう。)
中高向のバス停を過ぎた地点の交差点
 
左前方面:高向神社方面への交差点。左折するか、直進するかと迷いながら直進。
左前方面:高向神社方面への交差点
 
 

 くろまろ とは
高向玄理(たかむこのくろまろ)は飛鳥時代に、日本初の国費留学生の一人として小野妹子に従い遣隋使として随に渡りました。 その後32年に及ぶ留学を終え帰国すると、大化の改新後の新政府の国博士として任じられ、任那・新羅と言った現在の朝鮮半島にあった国家の外交を任され中大兄皇子らとともに新しい政治体制の確立に活躍しました。 その後、今度は遣唐使として再び大陸に渡りましたが、再度日本の地を踏むこと無く長安にて客死しました。 河内長野市の高向地区が玄理の出生地とされ、河内長野ゆかりの偉人として昨今注目を集めています。

 

 ゆるキャラ:くろまろくん(所属:河内長野市)
ゆるキャラ:くろまろくん
高向玄理(たかむこのくろまろ)
現在の河内長野市高向(たこう)出身の高向玄理(たかむこのくろまろ)にちなんだ「河内長野市生涯学習推進マスコット」です!
高向玄理は遣隋使として中国に渡り、帰国後、律令国家の建設に大きく貢献しました。

 
 
高向小学校を過ぎたところで、左に大きくカーブ。
高向小学校を過ぎたところで、左にカーブ
 
石川に架かる橋を渡り、ここから石川を右手にして渓流沿いを滝畑ダムに登る。
石川を渡る橋に出る
 
西川生花店前。
西川生花店前
 
日野のバス停前。
日野のバス停前
 
杉木立に入ると、望遠レンズを構えて野鳥を撮影する人たちが多数。
林道に入ると、望遠レンズを構えて野鳥を撮影する人たちが
 
杉木立を抜けて、渓谷沿いを行く。
林道を抜けて、渓谷沿いを行く
 
三叉路に出る。右がR218で、ここを右に行けば滝畑ダム。
三叉路に出る。右がR218で、ここを右に行けば滝畑ダム。
 
今回は、左の権現滝方面に行ってみる。
今回左に行ってみる
 
岩湧山からの渓流沿いの道になる。
渓流沿いを行く
 
渓流が左側に変わる。
渓流が左側に変わる
 
道路状況は悪くない。
道路状況は悪くない
 
こんな山奥にも民家がある。
こんな山奥にも民家がある
 
三叉路に出た。左に行くと岩湧山。右に行くと滝畑ダム「夕月橋」という標識があった。
三叉路に出た。左に行くと岩湧山。右に行くと滝畑ダム「夕月橋」という標識があった。
 
ここで、滝畑ダム「夕月橋」方面に向かう。
三叉路に出た。左に行くと岩湧山。右に行くと滝畑ダム「夕月橋」という標識があった
 
ずっと登りが続き、やがてトンネルが見える。
ずっとのぼりが続き、やがてトンネルが現れた
 
このトンネルが、ピーク地点のようだ。
このトンネルが、ピーク地点のようだ
 
トンネルを抜けて、トンネルの名前を確認すると「梨の木遂道」。
トンネルの名前は、「梨の木遂道」
 
トンネルを下ると、滝畑ダムに出る。
滝畑ダムに出る
 
梅之木橋の袂に出る。
梅之木橋の袂に出る
 
 
 
2. 滝畑の磨崖仏
 
梅之木橋を渡り、ダムの下流方面に向かう。前を走るのは、梅之木橋の袂で出会った【84歳】。TREKのマウンテンバイクに乗って元気一杯だが、磨崖仏は知らないと言う。
梅之木橋を渡り、ダムの下流方面に向かう。前を走るのは、梅之木橋の袂で出会った【84歳】。TREKのマウンテンバイクに乗って、元気一杯。
 
滝畑ダムの堰堤に出る。
滝畑ダムの堰堤に出る
 
堰堤から磨崖仏を探すべく、ダムの下を覗き込む。もう一人も梅之木橋の袂で出会った【若人】。【若人】は磨崖仏の存在を知っていた。
堰堤から磨崖仏を探すべく、ダムの下を覗き込む。もう一人も梅之木橋の袂で出会った【若人】。
 
磨崖仏が彫られているという壁面。草木が生い茂ってそれらしき形すら見えない。
滝畑の磨崖仏
 
滝畑ダムからの石川。
滝畑ダムからの石川
 
滝畑ダムの湖面。
滝畑ダムの湖面
 
磨崖仏をそこそこにして、堰堤を左岸に渡る。
磨崖仏をそこそこにして、堰堤を左岸に渡る
 
左岸からの、滝畑ダム堰堤。
滝畑ダムの堰堤
 
 

 滝畑ダム
昭和57年(1982)3月に完成した滝畑ダムは、一級河川大和川水系石川の上流部耕地を含む流域の治水対策やかんがい用水、羽曳野や藤井寺、河内長野、富田林の住民の上水道などを支える多目的ダム。緑豊かな周辺は、自然休養村としてキャンプ場や遊歩道、釣り堀、レストランなどが整備されている。ダムによってうまれた人工湖には毎年、多くの渡り鳥が飛来。とくにオシドリは毎年10月下旬頃から翌年3月初旬頃まで滞留して優美な姿を見せ、「滝畑ダムのオシドリ」として新河内長野八景のひとつにも数えられるほどだ。またダムサイトの下流、堰堤のすぐ北の崖には磨崖仏がある。大正末期、河内長野市在住の故夏目庄吉氏がただ一人で掘ったものとされ、地蔵菩薩と観音菩薩が隣り合う。

 
 
 
3. 滝畑ダムから蔵王峠へのスタート地点へ
 
滝畑ダムの左岸を、上流方面に向かう。
滝畑ダムの左岸を、上流方面に向かう
 
ダム湖が狭くなった辺りで、橋を渡り右岸に出る。
ダム湖が狭くなった辺りで、橋を渡り右岸に出る
 
蔵王峠へのスタート地点、滝畑湖畔観光のレストランが見えてきた。
滝畑湖畔観光のレストランが見えてきた
 
 
 
4. 蔵王峠
 
蔵王峠。
「蔵王峠」に到着
 
蔵王峠:
 
和歌山県側への下りからの眺め、かつらぎ町のパノラマ。
和歌山県側への下り、かつらぎ町のパノラマ
 
終点の、県道61号と広域農道の交差点。
和歌山県伊都郡かつらぎ町大字短野の、広域農道との交差点に降りてきた。ここが終点。
 
広域農道:橋本方面(左・東)。
広域農道:橋本方面(左・東)
 
広域農道:笠田方面(右・西)。
広域農道:笠田方面(右・西)
 
 
 
5. JR和歌山線の妙寺駅に向かう
 
広域農道の交差点を直進。まだ県道61号が続いている。
広域農道の交差点を直進。まだ県道61号が続いている。
 
この地域には、柿の木が多くみられる。
この地域には、柿の木が多くみられる
 
京奈和自動車道の下を潜る。
京奈和自動車道の下を潜る
 
JR和歌山線の踏切を渡る。
JR和歌山線の踏切を渡る
 
国道24号線に出て、笠田方面に向かう。
国道24号線に出て、笠田方面に向かう
 
「妙寺駅前」の標識がある交差点。
「妙寺駅前」の標識がある交差点
 
交差点を右折すると、JR和歌山線の妙寺駅に到着。
JR和歌山線の妙寺駅に到着
 
 
 
6. JR和歌山線 妙寺駅から輪行
 
 

 和歌山線(わかやません)
奈良県北葛城郡王寺町の王寺駅と和歌山県和歌山市の和歌山駅までを結ぶ西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道路線(地方交通線)である。ラインカラーはピーチ(薄いピンク)である。
・複線区間:なし(全線単線)
・電化区間:全線電化

 
 
電車は1時間に1本、この駅で上りと下りがすれ違う。五條方面は2番線。陸橋を渡らねばならない。
五條方面は2番線。陸橋を渡らねばならない
 
2両編成の、ワンマンカー。一番前の扉しかあかず、電子マネーは扉の横にあるセンサーにタッチ。
2両編成の、ワンマンカー。一番前の扉しかあかず、電子マネーは扉の横にあるセンサーにタッチ。
 
妙寺駅」→【JR和歌山線】→「高田駅」で乗り換え(ホーム移動)【JR和歌山線】→「王寺駅」で乗り換え→【JR大和路線】。

各駅停車のローカル線、電車の待ち時間を含め、約3時間を要する。
 
久しぶりに電車での輪行をやってみた。乗客が少なければよいが、途中の駅で高校生が多数乗り込んで満員になると、バイクスペースが気になり精神的に疲れる。
 
※:電車が揺れたはずみで高校生がバイクに倒れ掛かり、リアディレイラーが曲がるというアクシデントがあり、プロテクターが必要かと思う。
 
 
本日のアクティビティ。
走行距離:55.28 km、走行時間:3:51:49、上昇高度:695 m
 
参考:
 

 

以上。
(2020.06.23)

 

 

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