振れ取り台 パークツール TS-2 センタリング調整

ロードバイク メンテナンス
パークツール TS-2
振れ取り台の センタリング調整
 
ホイールの振れをチェックしていると、キャリパーの先端が常にリムの右側の面に当たる。ホイールのセンターが出ていないのか、振れ取り台がずれているのかを判定するために、振れ取り台のセンタリング調整を行った。
 
振れ取り台、2つのセンタリング調整
振れ取り台、2つのセンタリング調整
 
以下、振れ取り台のセンタリング調整を行った記録。
 

 

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振れ取り台のセンタリング調整
 
振れ取り台のセンタリング調整は、
 ①.アップライトアームのセンター調整
 ②.キャリパーアームのセンター調整
の、2つのセンタリング調整が必要である。
 
センタリング調整には、【ParkTool センターリングゲージ 】が売られているが、これがあまりにも高い。
ParkTool センターリングゲージ
 
そこで、純正ではないが安価なので【PWT 振れ取り台校正ゲージ】を購入した。鉄板の切り抜きで、厚さが「7mm」もあり結構重い。
PWT 振れ取り台校正ゲージ
 
PWT 振れ取り台校正ゲージを、セットした状態。
PWT 振れ取り台校正ゲージを、セットした状態
 
V溝へのセット状態。校正ゲージの両端が鉄板のままなのが少し気にかかる。(純正品は、円筒形になっている。)
V溝への、セット状態
 
 
①.アップライトアームのセンター調整
 
ゲージの端と、ベースとの間隔を測定:左側。
ゲージの端と、ベースとの間隔を測定
 
ゲージの端と、ベースとの間隔を測定:右側。
ゲージの端と、ベースとの間隔を測定
 
左右の間隔が均等でない場合、アームを固定しているブッシングのネジを緩める。(左と右のボルト、両方とも緩める。)
アームを固定しているブッシングのネジを緩める
 
アームがフリーになるので、プラスチックハンマーで叩いて動かし、左右の間隔が均等になるように調整する。
プラスチックハンマーで叩いて動かし、左右が均等になるように調整する
 
左右の間隔が均等になったら、ボルトをきつく締める。
 
 
②.キャリパーアームのセンター調整
 
校正ゲージをキャリパー部の中心に持っていき、キャリパー部の先端とゲージの端との間隔をチェックする。下図の場合右の間隔が広い。
キャリパー部の先端とゲージの端との間隔をチェックする
 
キャリパーを左に移動する場合は、右のナットを緩めてから左のナットを締める。
キャリパーを左に移動する場合は、右のナットを緩めてから左のナットを締める
 
キャリパーを右に移動する場合は、左のナットを緩めてから右のナットを締める。
キャリパーを右に移動する場合は、左のナットを緩めてから右のナットを締める
 
下記画像は、キャリパーを左に移動させてキャリパーの先端とゲージの端との間隔を左右均等にした例。
キャリパーの先端とゲージの端との間隔を左右均等にした例
 
 
以上、2つのセンター調整が完了したら、センタリング調整は終了。 
 

 

以上。
(2018.10.30)

 

 

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