最新版 Garmin VIRB Edit の使い方

 

ガーミンの『Edgeシリーズ』を装着して走行すると、走行軌跡以外に速度・標高・気温、そして、ペダルの回転数や心拍数などのデータが、衛星からの正確な時刻情報と共に収集できる。

さらに対応するパーツを購入すれば、使用しているギアのポジションやペダルを回すパワー（ワット）まで記録できる。

これにアクションカメラである【 VIRB 】を併用すると、録画された動画にこれらのデータをオーバーレイ表示して観る事が出来るので、映像を見る際の情報量や臨場感がまるで違ってくる。

 

 

Garmin VIRB Edit を、最新バージョンの 5.3.1 に更新したので、最新版の使い方を纏めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バージョン5.3.1。

 

 

VIRB Edit
ガーミン社のアクションカメラである『VIRBシリーズ用』の動画編集ソフトだが、無料で使用できる。

動画のファイル形式が .mp4 であれば編集可能で、GPSログファイルは .gpx と .fit の拡張子が読み込める。

つまり他社のアクションカメラやGPSデバイスを使っていても、ほとんどのGPS機器のデータが取り込めるので、この無料ソフトが使えることになる。

 

 

 

 

MP4データは容量が大きいため、取り込みに結構時間がかかる。 VIRB をUSBに直接接続してデータを取り込むと、VIRB の電源が途中で落ちることがある。

そこで、VIRB から MicroSDカードを取り出し、SDカードをUSBに挿して、一旦、MP4ファイルをパソコンのHDDに切り取る。

その後、切り取ったファイルを【 VIRB Edit 】で編集するのが良い。

 

 

 

 

【 VIRB Edit 】を立ち上げ、［クリップと写真のインポート］ をクリックする。

 

［VIRBを接続してインポートを開始］ 画面が出るが、今回は、事前にパソコンに取り込んだデータを使用するので、［その他をインポート］ をクリックする。

 

インポートするファイルを選択し、［開く］ をクリック。

 

［インポートのみ］ をクリックする。

 

クリップがインポートされ、最適化がされる。

 

インポートが終わったら、［OK］をクリックする。

 

これで、VIRBのデータが【 VIRB Edit 】で編集できるようになる。

 

 

 

 

［ビデオの作成］ をクリックする。

 

ポップアップ画面が出るので、ビデオ名を入力し、［ビデオの作成］ をクリックする。

 

先程インポートしたクリップをドラッグし、下のビデオ領域にドロップする。

 

ドロップしたクリップが、右上の画面にビデオとして表示されるようになる。

 

［オーバーレイ］ を表示するために、［G-Matrix］ を選び、コース情報を取り込む。

 

最初は、［G-Matrix］ のテンプレートタブが表示される。

 

データタブを選択し、［G-Matrixをインポート］ をクリックする。

 

VIRBの .gpx や .fit をインポートしても良いが、今回は、ガーミン Edge のログを使用するため、［マイコンピュータ］ をクリックする。

 

GARMIN Edge800J の【 fit 】 ファイルをドラッグ＆ドロップする。

 

GARMIN Edge800J の【 fit 】 ファイルが選択されているので、［このログを使用］ をクリックする。

 

［G-Matrix同期］をクリックする。

 

動画データとトラックデータが同期され、動画の開始地点が地図上に表示されるので、［完了］をクリックする。

 

［G-Matrix］ 設定画面のテンプレートタブに戻るので、テンプレートの種類の中から［サイクリング］を選択する。

 

テンプレートにマウスを合わせると、［オーバーレイ］ される項目が表示される。

 

テンプレートを決定すると、右上の画面に［オーバーレイ］ のパターンが表示される。

 

右上の、[エクスポート] をクリックすると、［ビデオをMP4にエクスポート］ 画面が出るので、エクスポート先のフォルダーを指定し、［エクスポート］ をクリックする。

 

 

改善点。

 

 以前より、格段に速くなった。［完了］をクリックする。

 

エクスポート画面で、［ブランディング］ をクリックすると、【VIRB】ロゴの表示方法が選択できる。

 

クリップを繋げたい場合は、クリップを連続してドラッグ＆ドロップする。

この時[G-Matrix] の設定は、クリップごとに行う必要があり、面倒だが、すべてのクリップについて設定する必要がある。

 

初期画面に戻るには、［ギャラリー］をクリックする。

 

 

 

 

 

作成された【 MP4 】ファイルをクリックすると、動画が再生される。

入力したビデオ名が表示される。

 

走行軌跡に速度・標高・気温、そして、ペダルの回転数や心拍数などのデータが、［オーバーレイ］ 表示されている。

 

 

 

 

［編集］ をクリックすると、ビデオタブが表示される。

 

トリミングが可能。

 

ビデオの右側にあるスライダーを動かし、［右側をトリミング］ をクリックすると、6分の動画を2分にカットできた。

 

［トランジション］ をクリックし、フェードアウトを選択してみた。

編集が終わると、［エクスポート］をクリックする。

 

これで、ビデオの編集が完了。

 

トランジションとは
シーンとシーンの間に追加するエフェクトのようなもので、映像の場面が切り替わる時にトランジションを入れると、場面転換がなめらかになり動画が見やすくなる。

単に画面がパッと切り替わるより、格好良く見えるようになる。

 

 

 

 

大野川緑陰道路、VIRB 映像の一部。（ 2分 ）

 

 

 

 

右下のカメラアイコン ＝『自分のビデオから写真をキャプチャする』を押す。

 

Picturesフォルダに保存されました、となる。

 

ピクチャフォルダの『VIRB』の中に .jpg ファイルが出来ている。

 

参考：

 

 

 

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