ロードバイク ホイール メンテナンス
リムのクリーニング
リムの汚れや小傷を落とし、ブレーキの制動力を復活させ、同時に、リムを新品同様のピカピカにする。
リムを磨いた状態と、磨いていない部分の比較。
以下に、リムのクリーニング要領を記載。
ホイールのリムサイドは、ブレーキパッドの接地面が黒くなっている。
ペーパーウエスにパーツクリーナーを付けて拭いてみると、ウエスが黒くなるが・・・。
リムサイドは、ブレーキシューやブレーキシューとの間に挟まった小石などで削られ傷んでおり、その傷の間に付着した汚れは落ちない。
そこで、「ラバー砥石」なるものを使う。
MAVIC ABRASIVE RUBBER。手のひらサイズの大きい消しゴム。
風呂場にホイールを持ち込んで、【 ABRASIVE RUBBER 】で、リムを磨く(消しゴムでケシケシする要領)。
水で濡らして擦る。最初は「ツルッ」と滑る。それだけ油分が残っているようだ。少し力をかけてケシケシすると、感触が
ふとネットリに変わる。これで、磨けている状態になる。
水で洗い流すと、磨けていない部分が一目瞭然に判る。丁寧にやっても片面10分もあれば完了する。
磨いた部分と、まだ磨いていない部分の違い。
上記の拡大写真。
差は歴然。気持ちがいいほどキレイになるので、冬の間のメンテナンスとしてやっておくべし。
この作業は、タイヤを交換する時など、タイヤやチューブを外した状態、即ちリムだけの状態で行えば、タイヤをこすることがなくてやり易い。
以上。
(2018.02.18)