2021年4月10日
大阪府:八尾市トレッキングコース
恩智越え~高安山~十三峠 ハイキング
標高:487.5m 距離:約 17km
恩智越え~高安山~十三峠越え ハイキング コース地図
「恩智越え」を通って「高安山」に登り、「高安山」から「十三峠」に出て、「十三峠越え」で下山し、「服部川駅」に出る 約 17km のコース。
このコースは、最もポピュラーなコースで、道に迷うところは一箇所もなくだれでも愉しめる。
高安山(たかやすやま)は、大阪府と奈良県との境に位置する標高 488m の山。
7世紀後半に大和朝廷により大和国防衛の拠点として高安城が築かれたことで知られている。
生駒山地の南方の大阪府八尾市服部川と奈良県生駒郡平群町久安寺との境に位置するが、頂上(三角点)はわずかに大阪府側に位置する。そのすぐ南に大阪管区気象台の気象観測レーダー(地元では「高安山レーダー」と言われている)がある。
コースの特徴。
高安山気象レーダー観測所。
1. 高安山へのハイキングコース
高安山を中心とした、ハイキングコース。
八尾市内から生駒山系を越えて奈良県側に通じる道には、
古くから「高安山越十二道」と言われる【12のルート】がある。
この内代表的なルートは次の【5つ】で、これらは整備された歩きやすい道になっている。
高安山への【
5つのルート】の地図。

コースの整備状況や歩き易さ。(季節によって状況は異なる。)
1番:恩智越え【恩智新道】
恩智越えは、よく整備されており、休憩用のベンチも多く初心者向き。
2番:十三峠越え
水呑地蔵尊を経て十三峠に至る道で、整備されているので歩きやすい。
3番:おお道越え
道は狭いが状態は良く、岩が多いが歩きやすい。直線的に登るので、距離は短いが傾斜が一番きつい。
4番:立石峠越え
立入禁止の柵があったが、登れる。但し、1か所土砂崩れの箇所があり、注意深く進む必要あり。
5番:信貴越え(黒谷道)
特に危険箇所は無いが、笹がかぶさってブッシュ状態になっており藪漕ぎ(やぶこぎ)が必要。
2. 恩智越えコース(恩智神社鳥居~恩智峠)の様子
スタート地点の「恩智神社鳥居」。

ここから、恩智越え【恩智新道】を利用して、恩智峠まで登る。
恩智峠に到着。

恩智越えコース。
よく整備されたハイキングコースで、道も広く、休憩ポイントが10ヶ所もある。
誰もが安心して登れるので、休日は家族連れも多い。
3. 生駒縦走歩道:恩智峠~開運橋までの様子
恩智峠から少し上に行った所に、「左:高安山」の道標がある。直進すると「信貴山のどか村」へ行く。

木の階段になっており、ここを登ると尾根のコースに出る。

ここから、生駒縦走歩道を使って、信貴越分岐まで行く。
信貴越え(黒谷道)から登ってくるルートとの合流点に出る。【山崩れ箇所があり、通行禁止】の看板が掛かっている。

右にブロック塀があり、車が通れる広さがある、霊園の横の道を行く。

続いて、生駒縦走歩道でおお道越分岐の「開運橋」まで行く。
「開運橋」、おお道越えルートはこの橋の下を通ってくる。右下に「左:信貴山口駅」と書かれた道標がある。

4. 生駒縦走歩道:開運橋~十三峠までの様子
開運橋を過ぎると、「生駒縦走歩道」直進:高安城址 0.5km、十三峠越 3.4km の道標がある。

ここから、「高安山レーダー」と「高安山」を通って、生駒縦走歩道の「立石峠分岐」まで行く。
立石峠越えを登ってきたルートとの合流点出る。

さらに、生駒縦走歩道の「十三峠」まで歩く。
ここで生駒縦走歩道を外れ、左の十三峠ハイキングコースに行く。

5. 十三峠越えコースの様子
「信貴生駒スカイライン」の下を通る、十三峠の車道を横切って脇道に入る。

ここからは、「十三峠越え」ルートを下る。
神立茶屋辻の石碑と石仏まで降りた。

十三峠越えコース。
道は急坂なところもあるが、コンクリで固められており、手入れもされているので歩き易い。
6. 玉祖神社~服部川駅までの様子
神立茶屋辻から、「玉祖神社」に立ち寄る。

「神立」の野道から、歩いてきた「生駒縦走歩道」を振り返って見る。

その後、「八尾市立歴史民俗資料館」によって、「服部川駅」に到着。

快晴で気温20℃と、汗ばむ陽気だった。
以上。
(2020.11.12)
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