ワークマン トレッキングウェアでの 汗冷え対策

2021年12月29日

トレッキングの装備
登山での汗冷え対策
メッシュの「ドライレイヤー」を着る

 
レイヤリングの見直し。
アンダーウェア(インナーウェア)を、「ドライレイヤー」と「ベースレイヤー」に分ける。
 
レイヤリングの新常識!メッシュアンダーウェア。
 
 
 
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1. ワークマンのトレッキングウェア

 
 山に関する知識が全くない初心者が、トレッキングを始めるに当って、装備は「どこで」「何から」揃えれば『最善』かなぞ判るはずもない。
 しかし、最強のコスパを誇る「ワークマン」からスタートすれば、選択ミスによる失敗はあっても、それが「経験値」として蓄積され、『最善』の一生モノに向かって、最小リスクでの進化につなげることが出来る。
 
ワークマンのトレッキングウェアでハイキングを始めて、最初に悩まされたのが「汗冷え」対策。
 
「汗冷え」は、ワークマンのウェアに問題があるわけでは無く、要は「着こなし」の問題であり、最適な「レイヤリング」があることが分かった。以下、その進化の記録。
 
 

2. 汗取りタオルの問題点

「汗冷え」対策として、昭和の知恵か・・・「汗取りタオル」を何枚も用意した。
 
自作した、汗取りタオル。洗濯と交換のために何枚も用意した。
自作した、汗取りタオル
 
一般的な無地で・薄手の「タオル」を、頭から被れるようにカットし、ミシンで縫って作成。ポイントは、出来るだけ端に穴をあけ、背中側を長くして腰まで届くようにし、これを被ってハイキングに出かけ、汗をかいたら途中で抜き取る仕掛けにした。
 
濡れタオルを抜き取った時は爽快だが、タオルの上に着用しているシャツが「濡れ濡れ」になるので、交換用のタオルを再び被るか、シャツをも交換しなければならない。(汗でタオルが濡れたままになるので、シャツが乾かない。)
 
他のハイカーさんの様子を伺ってみるも、「汗取りタオル」を使用して着替えをしている姿を見掛けたことはない。
 
 

3. メッシュの「ドライレイヤー」を着る

汗冷え対策をネットで調べると・・・。
レイヤリングの新常識!メッシュアンダーウェア との記事が目に入る。
 
メッシュのアンダーウェアと価格(Amazon)。
①.「ミレー ドライナミック」ショートスリーブ ¥4,664。
②.「ファイントラック ドライレイヤーベーシック」T ¥4,620 。
+ーー なぜこんなに高いのか ーー+ 半額の物もある +
③.「藤和 TS DESIGN」TS DRY ショートスリーブ ¥2,567。
④.「藤和 TS DESIGN」TS DRY ノースリーブ ¥2,211。
+ーー メッシュではないが ーー+
⑤.「モンベル」ジオライン L.W. ラウンドネックシャツ ¥3,562。
 
「藤和 TS DESIGN」TSドライの特徴・機能。
ベースレイヤーの下に着用することで、体から出た汗を吸い上げてベースレイヤーに移行し、肌を常にドライな状態に維持して、汗冷えを防ぐことができる。
 
「モンベル」ジオライン L.W.の特徴・機能。
ジオラインは、モンベルが独自開発した生地で、驚異の速乾性と素早く汗を吸い上げ拡散する機能を備えている。又、ライトウエイトは、軽量で速乾性に優れているので、寒い季節の激しく汗をかく運動に適している。
 
「藤和 TS DESIGN」の、TS DRY ショートスリーブとノースリーブ、それに、「モンベル」の ジオライン L.W. ラウンドネックシャツを購入し、実践投入してみる。
 
結論。
メッシュの「ドライレイヤー」と「ベースレイヤー」を使い分けることで、「汗冷え」は解決
 
 
気温:11℃ でのレイヤリング
 
最適解:メッシュの「ドライレイヤー」+ジオライン L.W. 「ベースレイヤー」+「ミドルレイヤー」+「アウターレイヤー」
 
「TS DRY ショートスリーブ」と「モンベル ジオライン L.W.」の組み合わせは、寒い時期の最適解
 
「TS DRY ショートスリーブ」はフリーサイズだが、伸縮性があるので伸長が165㎝~185㎝まで対応可能。
 
 
気温:13℃ でのレイヤリング
 
気温:13℃ でのレイヤリング
 
「モンベル」の ジオライン L.W.だけにしても、「汗冷え」にはならず、ライトウエイト(薄手)だが、暖かく伸縮性も問題なかった。
 
 
気温:14℃ でのレイヤリング
 
気温:14℃ でのレイヤリング
 
ワークマンのブロックフリーストレッキングハーフジップは、暖かいだけでなくジッパー付きなので、体温調節が出来るのが良い。(1,280円)
 
 
気温:15℃ でのレイヤリング
 

気温:15℃ でのレイヤリング

 
「ワークマン ムーブアクティブ ピーチ起毛長袖ハーフジップ」は、薄くて細めなのでピッチリした着心地で、服の裏側の生地が桃の皮みたいな肌触りで、起毛が暖かい。(980円)
 
 
気温:18℃ でのレイヤリング
 
気温:18℃ でのレイヤリング
 
「モンベル」の ジオライン L.W. は、「冷感リフレクティブ フランク長袖Tシャツ」とも併せることも出来るので、適応可能温度が拡がる。
 
 
気温:20℃ でのレイヤリング
 
気温:20℃ でのレイヤリング
 
気温が上がってくると、「TS DRY ノースリーブ」と「クライミング長袖ハーフジップ」を併用すれば、気温:20℃ 前後に適応可能。(1,500円)
 
 
気温:23℃ でのレイヤリング
 
気温:23℃ でのレイヤリング
 
「冷感リフレクティブ フランク長袖Tシャツ」は、吸汗速乾や接触冷感、UVカットなど、快適なランニングができるような機能が搭載されており、ハイキングに使っても着心地が良い。(780円)
 
 
気温:25℃ でのレイヤリング
 
気温:25℃ でのレイヤリング
 
「ムーブアクティブ ランニング 長袖 Tシャツ」との組み合わせが最後で、これ以上は「汗冷え」にならない気温となる。
 
「ムーブアクティブ ランニング 長袖 Tシャツ」は、薄く軽やかな生地で、吸汗速乾でメッシュになっている。(580円)
 
気温が「25℃」を越えてくると・・・。
低山であれば、全身が汗でビッショリになるが、周囲が暑すぎて「汗冷え」にはならず、逆に風が吹くと涼しく感じる。
 
 

4. ボクサーブリーフ

背中だけでなく、お尻の部分も「汗冷え」になるので、メッシュのボクサーブリーフも購入した。
 
メッシュのボクサーブリーフ
 
 
メッシュのボクサーブリーフと価格。
①.TS DESIGN TS DRY ボクサーパンツ ¥2,446。
②.[ミレー] アウトドア アンダーウェア ¥2,763。
 
TS DRY ボクサーパンツは、丈が長く太腿にまとわりつく感じが気になるので、専ら[ミレー] を愛用。
 
 

5. ワークマンのアウターレイヤー

上記のレイヤリングのみだと、出かける時点で寒い時があり、ワークマンのアウターを併用。
 
風や雨が気になる時:高撥水シェルジャケット。(耐久性と撥水に優れていて、汚れが落ちやすいのが特徴の“軽量”ジャケット。1,900円)
 
高撥水シェルジャケット
 
暖かくなるまでの気温が気になる時:ムーブアクティブ サーマル フーディー。(メッシュ素材で通気性が良く、軽いので体温調節用に便利。1,500円)
 
ムーブアクティブ サーマル フーディー
 
 
ワークマンウェア 気温別レイヤリング。
 

以上。
(2021.04.27)

 
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