2021年12月3日
生駒縦走歩道の詳細
十三峠~鳴川峠 区間の詳細
鐘の鳴る展望台 = 標高:460m ✙ 12m 距離:約 2.9km
生駒縦走歩道
大阪府の枚方市から柏原市までの生駒山地に、7つの府民の森を通る約40kmの自然歩道があり、うち一部は生駒縦走歩道と呼ばれている。
生駒の自然歩道には多くのハイキングコースがつながり、登り口や下山道を自由に選ぶことができるので、散策からトレッキングまで体力にあわせたコース選定ができる。
引用元:中部農と緑の総合事務所 生駒の自然歩道を歩こう
鐘の鳴る展望台。
1. 生駒縦走歩道における位置づけと区間詳細
「生駒縦走歩道 中部」:【十三峠】から【生駒山】までの地図。

十三峠から鳴川峠までの詳細地図とポイント。「生駒縦走歩道 中部」の中では一番南の区間になる。

【十三峠越】へは「十三峠越えルート」から登り、【鳴川峠】からは「なるかわ谷ルート」を下るのが、最も一般的な接続ルートである。
十三峠から鳴川峠までのコースプロフィール。

この区間は、「標高 430m」辺りをアップダウンするが、高低差が大きくないので比較的容易に歩ける。
以下、「十三峠~鳴川峠 北行き」区間の詳細を記録。
2. 十三峠~鳴川峠 北行きの詳細
「生駒縦走歩道」と「十三峠越えルート」が交わる地点に、北方面「↑鳴川峠」と記された道標が有る。

登りの道を少し行くと、「生駒十三峠の十三塚」の案内板がある。

案内板の説明書。
生駒十三峠の十三塚
大和国と河内国国境、奈良県生駒郡平群町と大阪府八尾市神立にまたがって所在する。
河内より大和竜田・法隆寺へ抜ける十三街道のすぐ北側に南北に十三の塚が並んでいる。
すでに江戸中期に広く知られた代表的な十三塚で、庶民信仰の様相を示すものとして重要であり、完存する十三塚じゅうさんづかとして昭和六十一年三月三十一日重文指定を受けた。
塚列は計画的に築かれており、標高438mの最高所に親塚を築き、南北90mの範囲に6基づつの小塚を配している。
平群町教育委員会
案内板の上に登ると、「十三塚」と彫られた石柱が立っている。

暫く行くと、スカイラインの上に架かる「高架橋」が見えて来る。

「高架橋」への登り口。

「高架橋」の脇は、鮮やかな紅葉に染まっている。

「高架橋」からは、奈良県側が少し見える。

「高架橋」を降りた辺りの、道の様子。

「高架橋」を降りた後は、「生駒縦走歩道」はスカイラインの左側を進む様になる。

スカイラインから左に逸れる辺りに、「200m先 鐘の鳴る展望台」の標識がある。

「鐘の鳴る展望台」に、スカイラインの駐車場から登る道との合流地点に出る。

鐘の鳴る展望台の全景が現れる。

展望台には、誓いの鍵が多数掛けられている。

さらに上に登る階段があり、「希望の鐘」を鳴らすことが出来る。

上まで登ることが出来る。北には、生駒山のテレビ塔が望める。

生駒山の眺望。

「メモリアルプレート」。

「鐘の鳴る展望台」の下にある、駐車場の様子。

鐘の鳴る丘展望台の奥から生駒縦走歩道へ下る。

鐘の鳴る丘展望台から先は、少し竹藪の道が続く。

信貴生駒スカイライン横の、紅葉が美しい道を行く。

この辺りの上りは両サイドが削られた谷のような道で、多くの落ち葉が積もっている。

登りきると 鳴川峠まで「1.1km」の標識があり、ベンチのある広場に出る。

森の中に入る。

道幅が広く歩きやすい。

鳴川峠まで「0.7km」、ぼくらの広場まで「2.0km」の標識がある。

切り株を模したベンチが4つ並ぶ。

府民の森への道と避難小屋がある。

「トラバース」的な道になるが、広いので問題なし。

スカイライン沿いに出ると、府民の森「管理道」に車で入れる入り口がある。

ここには、鳴川峠まで「0.5km」、ぼくらの広場まで「1.8km」の標識がある。

府民の森「管理道」の案内板。

この道を下ると、事務所(Center House)、駐車場P1~P4と書かれたの看板。

スカイライン沿いを、鳴川峠に向かって登る。

途中で道が2つに分かれ、左の道にはベンチが4つ見えるが、ここは左側を行ってみる。

三国山の標識に到着。

鳴川峠の上に到着。艶やかな紅葉が美しい。

信貴生駒スカイラインを覗いて見ると、紅葉のトンネルになっている。

鳴川峠を見下ろす地点に出る。

ここは十字路になっており、
左:なるかわ谷ハイキングコース。
右:近鉄 生駒線の元山上口駅方面への下り。
生駒縦走歩道は、正面の階段を上る。
右のスカイライン下のトンネルを抜けて進むと、千光寺を経て近鉄 生駒線の元山上口駅方面に下る。

トンネルを抜けて、千光寺方面への道の様子を見に行く。

この後、生駒縦走歩道に引き返す。

続き:生駒縦走歩道:鳴川峠~暗峠 区間の詳細。
3. 接続するハイキングコース
「らくらく登山道」+「神津嶽コース」+「客坊谷コース」+「なるかわ谷コース」。
十三峠越えルートの詳細。
以上。
(2021.11.25)
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません