~アラカンからのサイクルライフ~

ロードバイク メンテナンス 一般工具

ロードバイク メンテナンス
一般工具
 
ロードバイクを、自分で整備・メンテナンスするには工具類が必要である。工具類には、ロードバイクに組み付けてあるパーツに合った【一般的な工具】と、パーツごとの【専用工具】が必要な場合とがある。又、メンテナンスには工具だけでなく、グリスや潤滑油などの【ケミカル類】や、汚れを拭く【ウェス】なども必要になる。
 
【一般的な工具】 と 【専用工具】
ロードバイク メンテナンス 一般工具
 
ここでは、ロードバイクだけでなく、ミニベロや一般車などにも使用できる、【一般的な工具】を掲載した。尚、【専用工具】については、メンテナンスの箇所毎に必要工具を記載しているので、それぞれのメンテナンス要領を参考にされたい。
 

 

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六角レンチ(アーレンキー)
 
ロードバイクのメンテナンスで、最も使用頻度が多いのが【六角レンチ】で、必要なサイズは 2、2.5、3,4,5,6,8,10mm。例外として、シマノのフリーボディー用に 14mm が必要になる場合がある。(似たような工具にトルクスレンチがあるが、全く用途の異なる別物である。)
 
KTCの六角レンチセット(1.5、2 、2.5、3、4、5、6、8、10mm の9本)。
 
グリップ付きアーレンキー(6mmと5mm)。
 
 
トルクレンチ
 
トルクレンチ
最近のロードバイクには、フレームやパーツにカーボン素材が多用されており、カーボン素材は締めすぎると変形し、何度も締めすぎると最終的には割れてしまうので、自転車のボルトの周りをよく見ると、トルク指定の表示がなされていることに気づく。しかし、トルクは手の感覚だけではなかなか分かりづらく、こんな時に役立つのが【トルクレンチ】で、トルクレンチ とは、所定のトルクでねじを締め付けるための作業用工具であり、必須の工具となってきた。
 

デジタル式トルクレンチの KTC「デジラチェ」。

 
KTC「デジラチェ」。
 
 
ドライバー
 
ドライバー類(プラスとマイナスの標準的なもの)。

 
一般的な工具
 
色々な工具。
 
★:木槌(きづち):クランクの抜き取り等で必須
 最近は、木づちの代わりにプラハンマーが売られている。
 
★:モンキーレンチ(monkey wrench)とは、ボルトをつかむ部分(あご)の幅をウォームギヤによって自由に変えられるレンチの一種:必須
 
●:コンビネーションプライヤ(日本で一般にプライヤと呼ばれるタイプ):ハンドルを大きく開くと、結合部をすべらして口幅を大きくして幅の広い対象物を挟む事が出きる。
 
★:ニッパー:タイラップでの締め付け後、余った部分の切断に必須
 
●:ラジオペンチ:先端が細長くなっており、小さな部品をつかむのに適している。
 
★:ハサミ:バーテープ用として必須
 
●:カッターナイフ。
 
 
レンチやスパナ
 
めがねレンチやコンビネーションレンチ・コンビネーションスパナ。
 
 
ハブコーンレンチ
 
ハブコーンレンチ。ハブのメンテナンスに必須
 
 
パーツトレイ
 
分解した部品を入れておくために、パーツトレイも用意しておく。
 
洗浄用のトレイもあるとよい。 
 
 
必須の工具もあれば、無くてもよいものもあり、必要に応じて揃えれば良い。
(いつの間にか、自転車屋が開店できるぐらいになった。)
 

以上。
(2018.01.22)

 

 

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