~アラカンからのサイクルライフ~

『健康寿命』を延ばす『ぶどう峠』表ルートと横ルート

関西の峠:ヒルクライムコース
27-021 『健康寿命』を延ばす『ぶどう峠』
表ルートと横ルート 約 3.8㎞
平均斜度 7.4% 最大斜度 12.3%
関西ヒルクライムTT 峠の難易度:C
 

『葡萄坂』ともいわれる『ぶどう峠』は、柏原市の大県南交差点を起点に、ゴールの関西電力信貴変電所前まで、ぶどう園が広がる信貴山の西側斜面を登る坂道で、家から近く【チョット】走るには便利なコース。

信貴山に登るには幾つかのコースがあるが、歳を重ねた最近、『ぶどう峠』の前半を避けた横ルートが『健康寿命』を延ばすには打ってつけのコースではないか、と感じられるようになってきた。

ぶどう峠:4コーナーから5コーナーに向かう途中からの大阪平野の眺め。

 
以下、ぶどう峠のゴール地点である「関西電力信貴変電所前」に至る正規ルートの『表ルート』と、バリルートの『横ルート』と『裏ルート』のそれぞれの詳細を記録。
 
 

 

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ぶどう峠を中心とした周回コースの地図
 
ぶどう峠近辺は、細い道も含めると多様なルートが存在するので、時々に合わせて変化が楽しめる。
 
 

 

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健康寿命とは
「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」つまり、誰の世話にもならずに日常生活が送れる寿命で、平均寿命と健康寿命の差がケア期間ということになる。近年、寿命を伸ばすだけでなく、いかに健康に生活できる期間を伸ばし、ケア期間を短くするかが重要になってきた。
健康寿命を延ばすには、
(1)カロリーコントロール・・・野菜と果物
(2)運動・・・定期的/継続的=ぶどう峠を日課にする
(3)前向きな考え方・・・タイムを縮められなくとも維持
が不可欠、ということで『ぶどう峠』。
 
 
 
 
 
1. ぶどう峠「正規ルート」と「バリルート」
 
ぶどう峠「3つ」のルート。
表ルート:「大県南交差点」を起点とした正規ルート
横ルート:「高井田」を起点とした斜度が緩めなバリルート
裏ルート:「青谷の交差点」起点に雁多尾畑の激坂を上るバリルート
 
 
正規ルートのデータ。
ぶどう峠:関西ヒルクライムTT 峠資料
スタート:大県南交差点
ゴール:関西電力信貴変電所前
標高差 :290m   距離 :3.8km
平均斜度:7.4%  最高斜度:12.3%
 
 
表ルート(正規ルート)は、
片側1車線で路面は概ね良好だが、路肩は狭い。交通量はそこそこ多く、ダンプが通ることもあり、傾斜に負けてフラフラとよろけていると、危険を感じることが多々ある。
 
 
横ルートは、
「大県南交差点」を南下して、高井田から住宅街を抜けて登るルートで、交通量が殆どなく、カーブもすくなく、且つ、何よりも斜度が緩めなので、年寄りには無理なく安心して走れる。
 
 
表ルートのコーナー数を10個とし、表ルートと横ルートは中間の⑤地点で合流。横ルートのスタート地点に向かう途中に、”グレープヒル”という激坂がある。
 
 
裏ルートは、
R183(本堂高井田線)の「青谷の交差点」起点に、雁多尾畑(かりんどおばた)という村の中の狭い激坂を上るルートで、距離も長い。
 
 
裏ルートの中間地点を、竜田古道の里山公園地点とした。この中間地点までは、表ルートよりも斜度がきつく、且つ、道幅が狭い区間が長く続き距離も倍近い。逆に、後半は同じ程度の距離だが傾斜は緩やか。
 
各ルートのデータ比較。それぞれ、⑤地点からゴールまでは傾斜が緩くなる。
 
タイムは、15分が基準らしい。12分が切れたら上級者。20分なら初心者。
30分は後期高齢者?
 
 
 
2. 表ルート:「大県南交差点」を起点とした正規ルートの詳細
 
ぶどう峠/表ルート スタート地点:大県南交差点
 
登りはじめのマンション前から第1コーナーを望む。
 
第1コーナーから第2コーナーを望む。走り始めて最初の、このコーナーが一番きつい。
 
第2コーナーから第3コーナーを望む。
 
第3コーナーから第4コーナーを望む。
 
第4コーナーを回って、次の緩いカーブを望む。
 
緩いカーブが続く。
 
途中で見る大和川方面。
 
このあたりの傾斜は緩くなるが、前半の最後で辛いところ。路肩が狭く、トラックに寄られると溝に落ちそうになる。
 
表ルートと横ルートの合流地点=⑤の手前。
 
合流地点=⑤を過ぎて、太平寺(妙法寺)前から第6コーナーを望む。
 
第6コーナー手前。
 
第7コーナーのゴルフ練習場前もきつい。
 
第7コーナーを過ぎたところ。
 
ミニゴルフ場があった辺り。この辺りは少し平坦になっている。
 
第8コーナーに差し掛かるところ。スピードを上げて突っ込む。
 
第8コーナーを回った所。
 
第9コーナーに向かう。ほぼ直線なので精神的につらい。
 
第9コーナー手前。ここまでくれば、”あと少し”と頑張れる状態になる。
 
第9コーナーから第10コーナーへ。
 
第10コーナーを登った所。
 
ゴール近し。
 
最後の坂。
 
ゴールの関西電力信貴変電所前。
 
変電所前から、のどか村方面へ。
 
 
 
3. 横ルート:「高井田」を起点としたバリルートの詳細
 
出来るならば、このルートを毎日登ろうと思う。そうすれば、必ずや健康寿命は延びると・・・。そう思って数回登ってから間もなく雨が続き、そしてこの暑さでは無理・・・と、まったく登れていない。もう少し我慢すれば涼しくなる・・・ハズ。
 
大県南交差点を通り過ぎて、太平寺の交差点に出る。ここを、左の脇道に入るように直進する。
 
近鉄大阪線横から激坂に向かう。
 
激坂にはグレープヒルという名前の付いたマンションがある。激坂の途中で右折。この激坂を頑張りすぎると後でこたえる。
 
サンヒル柏原の前から下りになる。
 
横ルートスタート地点。
 
横ルートのスタート地点には、国道25号線側からJR関西本線の高井田駅に入り、踏切を越えた方面からも入れる。
 

踏切を越えたところに、史跡高井田横穴公園がある。

 
高井田横穴は6世紀中頃から7世紀前半にかけて造られたお墓で、総数200基以上の横穴墓があり、その多くに、古墳時代の線刻画を伴うこと有名である。国指定の史跡で,史跡公園「史跡高井田横穴公園」として整備されている。
 

 
高井田駅方面から、スタート地点に向かう。
 
住宅街の横から走り始める。
 
最初の角を左折し、本格的な登りに入る。
 
ヘアピンカーブを抜けて住宅街が終わる。
 
表ルートに比べ、道幅もあり車が殆どないので走りやすい。
 
表ルートとの合流地点=⑤。
 
ここからは、表ルートと同じコースを辿るが、『シンドさ』は二分の一に感じられる。
 
 
 
4. 裏ルート:「青谷の交差点」から雁多尾畑を上るバリルートの詳細
 
裏ルートスタート地点の、青谷の交差点。
 
裏から『変電所前』に行くにも、いくつかのルートがある。
 
 Cルートは、村の中に狭い激坂が幾つかあり、対向車があると、降りた後歩かざるを得ないことになる。
 
①の、柏原市立 堅上小学校を少し過ぎた辺り。
 
②から、変電所方面。
 
Aルート:竜田古道の里山公園前
 
Cルート:村の中の狭い激坂
 
 
 
5. 「関西電力信貴変電所前」から「のどか村」までの詳細
 
「変電所前」から「のどか村」までの地図とポイント。
 
関西電力信貴変電所前。
 
変電所の前は、左から右にカーブしている。
 
すべての写真を見る

カーブを抜けると、登りになる。左手には展望台があるが、見晴らしは良くない。
 
一段登ると「菱尾橋」があり、さらに上る。
 
左や右へとカーブしながら登る。
 
登りが緩やかになった辺りは、竹林になっている。
 
柏原市の斎場前。
 
左の標識は、高安山へのハイキング道の入り口。
 
この辺りがピークで、平坦になる。
 
やがて下りになり、左にカーブする。
 
下りきると、右にカーブして登りになる。
 
登りは、すぐに左にカーブする。
 
登り切った地点に右折の道があり、「岡本ガーデン」に至る。
 
直進すると、雁多尾畑方面からの道と合流する。
 
合流地点を左折し、さらに上る。
 
道は狭く、舗装も荒れている。
 
車が来ると、すれ違うのが怖い。
 
さらに道が狭くなる。
 
やがてピークらしき地点に到達し、先が開けて見える。
 
道が少し広くなり、下りになる。
 
信貴フラワーロードに出る。
 
信貴フラワーロードに右折すると、「ようこそ信貴山へ」の門がある。
 
のどか村の入り口に到着。
 
 
信貴フラワーロード:
 
 

以上。
(2017.06.17)

 

 

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