~アラカンからのサイクルライフ~

街道をゆく『大和・壺坂みち』 時間がゆるやかに流れている地を巡る

街道をゆく『7-2. 大和・壺坂みち』
奈良県のサイクリングロード
29-011 近鉄飛鳥駅~壺坂峠~芋ヶ峠~近鉄飛鳥駅 約35km
 
大和・壺坂みち は、芋峠制覇を目的に一度走行したが、土佐の町並みはゆっくり散策したことがなかったで、土佐街道を中心に出かけた。
 
土佐街道
 
 
コース地図
 
近鉄飛鳥駅の前にある駐車場まで輪行し、スタート & エンド。
 
 

 

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司馬さんの旅の時期 1973年頃
 

 『今井千軒』と、戦国期にいわれた大和の商業都市が、ほぼ旧観を偲ばせる家並で残っているはずなのだが、・・・どの家も百年前後は経っているようで、ふと昔にまぎれこんだのではないかという錯覚さえ覚える。全てが瓦ぶきであるために室町末期とまではゆかなくても、江戸期に舞いもどったような感じを持つ場所がいくつもある。この今井の環濠集落では、 時間はすべてゆるやかに流れているらしい。・・・司馬遼太郎

 
『時間はすべてゆるやかに流れている地』を巡る。
 ◆今井町:町の周りに濠と土居を巡らせて武装し、織田信長と戦った。
 ◆土佐:都造営のために連れて来られた土佐(現在の高知県)の人々が
 国に帰ることができず、故郷を懐かしんでつけた地名と伝えられている。
 ◆壷阪寺:南法華寺。高取町にある真言宗系の単立寺院。
 ◆高取城:近世大名の居城としては珍しい山城。
 
「古格」を保つ街と城。
 
 
コースのポイントと標高差
 
29-011 近鉄飛鳥駅~壺坂峠~芋ヶ峠~近鉄飛鳥駅 約35km。
 

激坂が2つもあるコース。
 
 
今井町
 
今井町。
 
今井町。
 
◆今井町。
中世は浄土真宗の寺院・称念寺を中心に発達した城塞都市。戦国時代、町の周りに濠と土居を巡らせて武装し、織田信長と戦った。
 
今井町。
 
今井町の写真
 
 
土佐(土佐街道)
 
土佐街道は、現在も「つし二階建て連子格子(れんじごうし)」の古い町家が残っている。
 
ちょうど、「町家の雛めぐり」が開催中で、各家庭に一軒一軒異なる雛人形が展示されており、80軒程も見て回った。
 
 植村家長屋門。
 
◆土佐。
高取城の城下町。飛鳥時代、都造営のために連れて来られた土佐(現在の高知県)の人々が国に帰ることができず、故郷を懐かしんでつけた地名と伝えられている。
 
昼食は、茶寮 花大和 で 5.000円もする薬膳弁当(8年ものの朝鮮人参丸ごと一本、ハチミツ付き)をいただいた。
 
R207橿原神宮西~壺阪山駅~土佐街道(町屋の雛めぐり)~高取城跡の写真
 
 
壷阪寺
 
壷阪寺。
 
◆壷阪寺。
南法華寺(みなみほっけじ)高取町にある真言宗系の単立寺院。眼病に霊験あらたかな寺として信仰される。
 
 
高取城跡
 
 高取城跡。
 
◆高取城跡。
高取山につくられた山城跡。近世大名の居城としては珍しい山城であり、異例の高さと規模を有する。明治維新まで植村家の居城だった。
 
 
芋ヶ峠 いもがとうげ
 
芋ヶ峠 いもがとうげ。
 
芋ヶ峠。
 
芋ヶ峠。
 
芋ヶ峠 いもがとうげ。
吉野町と明日香村を結ぶ峠。
 
 
明日香村
 
明日香村。
 
明日香村。
 
◆明日香村。
飛鳥時代の宮殿や史跡が多く発掘されている。
 
 
石舞台古墳
 
石舞台古墳。
 
 
◆石舞台古墳。
埋葬者としては蘇我馬子が有力視されている。
 
 
岡寺
 
岡寺。
 
岡寺。
 
◆岡寺。
真言宗豊山派の寺院で、日本最初やくよけ霊場・西国第七番。
 
 
高松塚古墳
 
高松塚古墳。
  
◆高松塚古墳。
藤原京期(694年~710年)の間に築造されたと確定された。1972年に極彩色の壁画が発見され、一躍注目されるようになった。
 
 
飛鳥駅
 
起点・終点の飛鳥駅:近畿日本鉄道吉野線の駅。
 

以上。
(2016.03.13)

 

 

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