~アラカンからのサイクルライフ~

走行中にスポークが折れる

ロードバイク メンテナンス
SHAMAL ULTRA 2-WAY FIT
リアホイール 走行中にスポークが折れる
 
走っている途中で、空き缶でも踏んづけたような「ガシーン」というような音がした・・・が、何だったのかと思いつつも10kmほど走り続ける。
その後、ロー側にシフトチェンジした時に、「ガシィガシィ」と音がしたので、停車して後輪を覗き見ると、スポークが折れている。
 
リアホイール 走行中にスポークが折れる
 
長いロードバイク人生で、こんな経験は初めてだ。
 

 

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1. 折れたスポークの状態と応急処置
 
後輪から「ガシィガシィ」と音がしたは、折れた位置がスプロケットの外径より短い位置だったので、折れたスポークが、スプロケットかチェーンに当たった音だったらしい。
 
スプロケットの内側から見た、スポークの折れた位置。
 
このまま走ると、折れたスポークがブラブラ揺れて、フレームやチェーンに当たるようなので、無理矢理、曲げたり伸ばしたりを繰り返し、スポークを折って短くする。
 
折ったスポーク。
 
折って短くすると、どこにも当ることなく普通に走行可能となり、自宅まで辿り着けた。
 
 
 
2. 折れたスポークの取り外し
 
ニップル側は、「ニップルレンチ T-07」でニップルを挟み、「シマノ ニップル回し」の【ブレードの向きを直す溝】でスポークを挟んで回し、取り外した。
 
ハブ側は、スポークを押して頭を捩じると外れる。
 
この状態で、ホイールを振れ取り台にセットし振れをチェックすると、当然ながらスポークが1本無い箇所の振れ幅が大きくなっていた。
 
 
 
3. 新しいスポークを装着
 
「SHAMAL ULTRA 2-WAY FIT」の「Rear Right 」のスポークがは、【WH-106SHB = 282.7mm】。
 
タイヤが装着されているため、ニップルの交換はできないので、古いニップルをそのまま使用してスポークをセットする。
 
この後、ホイールの振れ取りを行って完了。
 
 
スポークの予備をストックしていたので、すぐに修理が出来た。
備(そな)え有(あ)れば患(うれ)い無(な)し!
 
 
 
4. Shamal Ultra 2way Fit ニップルの交換要領
 
Shamal Ultra 2way fit に同梱されている付属部品。
 
交換用のアルミニップルに、付属品の鉄のネジをねじ込む。
 
ねじ込んだ鉄のネジに、付属品の短い磁石をくっつける。
 
この状態にしたニップルを、バルブ穴からリムの空洞部に入れ、長い棒の磁石でニップルを誘導して、ニップルを該当の位置にセットする。
 
2つの磁石がくっつくので、強力な磁力になっている。
 
参考:
 

 

以上。
(2010.10.04)

 

 

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