~アラカンからのサイクルライフ~

信貴山 ヒルクライム 亀の瀬ルート

関西の峠:ヒルクライムコース
信貴山 ヒルクライム 亀の瀬ルート
(竜田古道経由)

 
信貴山へのヒルクライムは、「ぶどう峠」がダントツで有名だが、奈良県側に回り込みながらコースを探すと、ゲキサカの青谷ルートを始めとして、いくつものコースがある。
 
「竜田古道の里山公園」から、斑鳩方面の眺め
「竜田古道の里山公園」からの斑鳩方面の眺め。
 
以下、「亀の瀬」から信貴山に上るルートを記録。
 

 

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コース地図
 
ぶどう峠への登り口「大県南」を起点・終点として、反時計回りに走行する 【河内堅上~竜田古道経由~のどか村 約 19㎞ 】のコース。
 
 
コースのポイントと標高差
 
 
 
 
 
 
 
1. 大県南交差点からJR高井田駅までの詳細
 
大県南交差点からJR高井田駅までの地図とポイント。
 
ぶどう峠のスタート地点「大県南交差点」を直進する。
 
★ 途中のすべての写真を見る ★

やがて2つに分かれた太平寺の交差点に出る。ここを、左の側道に入る。
 
住宅街の狭い道に入り、信号がなく、且つ、左右が確認し難い交差点がいくつもあるので、注意深く走る必要がある。
 
安堂公園の横を行く。この右手には、近鉄大阪線の「安堂駅」がある。
 
住宅街を抜けると、近鉄大阪線の線路沿いに出る。
 
やがて線路沿いの道は左にカーブして、登りになる。
 
左に上った辺りから、急激な登りに変化する。
 
勾配がどれほどあるのか、相当にきつい坂が続く。
 
左上に見える建物は「グレープヒル安堂」というマンションで、急坂はその上まで続く。
 
左前の電柱に「サンヒル柏原」という看板が立ててあり、ここを右折する。
 
急坂を避けるように右折する。
 
右折すると、S字の様にカーブした下りの道になる。
 
カーブを抜けるとすぐに登りになる。
 
登りきったところに「サンヒル柏原」というスポーツセンターがある。
 
「サンヒル柏原」の前からは、長い下りになる。
 
高井田の住宅街の中を下る。
 
住宅街の端で左に曲がると信号にでる。右前にある森は「高井田横穴公園」。
 
信号を右折して「高井田横穴公園」の横を登る。
 
すぐに下りになる。
 
下りきったところに踏切があり、この左がJR大和路線の「高井田駅」。
 
この踏切を渡れば大和川沿いのR183(本堂高井田線)に出るが、手前で左折して線路沿いを進む。
 
 
 
2. JR高井田駅よりJR河内堅上駅までの詳細
 
JR高井田駅よりJR河内堅上駅までの地図とポイント。
 
JR大和路線の「高井田駅」の踏切を渡らずに左折すると、駅の裏手に線路沿いの道がある。
 
★ 裏道を通って「龍田古道」に入るまでの、すべての写真を見る ★

この裏道は、車の通行がないので走りやすい。
 
大和路快速と並走する。
 
線路を横切る道との交差がある。
 
「修徳学院」という学校の前を通過。
 
学校は塀に覆われており、中の様子を窺うことはできない。
 
線路側にも塀が現れ、視界が遮られる。
 
住宅街が見えてくると、その手前で急坂になる。
 
直進は階段で阻まれており、左折するしかない。
 
青山台という住宅街に入る。
 
すぐに右折を迫られる。
 
またも右折し、逆コの字型に進む。
 
逆コの字を抜けて左折をすると、左手前方に「青山台」のバス停がある。
 
バス停前を直進する。
 
前方の視界が開け、急な下り坂になる。
 
直進すると「青谷ゴルフ」に上る交差点があり、ここで右折する。
 
下ったところで、R183(本堂高井田線)に出る。
 
R183(本堂高井田線)に左折する。
 
大和川沿いをしばらく走る。
 
大和川が右に大きく蛇行している地点で信号に出る。
 
R183(本堂高井田線)は直進だが、大和川に沿って右折する。
 
緩やかな登りになった道を進む。
 
やがて、JR大和路線の跨線橋に出る。
 
跨線橋を渡ったところに、「←河内堅上駅」の看板が立ててある。
 
 
青谷のゲキサカ集落をショートカットする道:龍田古道
 
青谷集落のゲキサカ(R183の雁多尾畑:かりんどおばた)を通ることなく、大和川に沿って「JR河内堅上駅」に抜ける道「龍田古道」を走る。
 
 
R183を大和川沿いに走ると信号がある。この信号を直進=青谷方面に向かわず右折すると、関西本線の陸橋を越えて間もなくのところに、ショートカットの入り口が「2つ」もある。
 
「龍田古道」への入り口、1つ目
 
関西本線沿いの細い道。
 
「龍田古道」への入り口、2つ目。手前に見える右下の道「龍田古道」から続いている。
 
一旦バイクを降りて、押して歩くほうがいい。
 
関西本線を越える簡易な陸橋。1つ目と2つ目の道がこの橋の手前で合流する。
 
陸橋を越えるると、舗装された細い道になりバイクで走れる。
 
狭い道なのでゆっくり進むと、右の畑に落ちそうで怖い。
 
途中、右の路肩の下がえぐれて、極端に右に傾いた「バンク状態」になっているところがあり、危険を感じて歩く。
 
この付近の方々の「JR河内堅上駅」への生活道路で、人通りがある。
 
集落が見えてきた。
 
家の裏を抜けると、青谷の道が見えてきた。
 
合流地点。この先が「JR河内堅上駅」。
 
「JR河内堅上駅」。
 
「JR河内堅上駅」のホームの様子。
 
 
龍田古道:青谷遺跡 竹原井離宮跡
 
龍田古道のショートカットに入る前に、右下から続いている「龍田古道」に降りると「青谷遺跡 竹原井離宮跡」があり、さらに進むと大和川に架かる吊り橋にでる。
 
青谷遺跡 竹原井離宮跡。
 
「青谷遺跡 竹原井離宮跡」の説明版。
 

 青谷遺跡 竹原井離宮跡
奈良時代に平城宮と難波宮を結ぶ行幸路として龍田道が利 用され、 そのほぼ中間地点にあたる青谷に竹原井離宮が設け られました。 竹原井離宮は頓宮、行宮とも称されていますが、 聖武天皇による難波宮の造営に伴って、 瓦葺きの常設の離宮を造営することになったようです。 その遺跡がこの地で発見 されています。
大型の建物の周囲を回廊のように建物が囲んでいます。 建物は瓦葺きで、それぞれの建物が石敷きの通路でつながれてい ます。 レンガのような塼を敷き並べた雨落溝や、建物周囲の小礫敷きなどは、 奈良時代の離宮にふさわしい施設といえるでしょう。 すぐ南を大和川が流れる美しい景観の地にあり、 対岸には河内国分寺が建立されました。

 
 
大和川に突き当ると、吊り橋への階段がある。
 
大和川に架かる「吊り橋」の様子。
 
吊り橋からの大和川。この辺りが「夏目の渡し跡」のようだ。
 
 
 
3. JR河内堅上駅から亀の瀬「桜の里山公園」までの詳細
 
JR河内堅上駅から亀の瀬「桜の里山公園」までの地図とポイント。
 
JR河内堅上駅から、線路沿いに東へ進む。
 
途中で、踏切を渡り左折。
 
今度は、線路の右側を大和川沿いに走る。
 
関西本線の線路下をくぐる。
 
亀の瀬に出る。
 
「亀の瀬地すべり資料室」前をスタート。
 
最初から傾斜がきつい。
 
左にカーブすると、前方に「工事用道路」との看板が見えるも、乗用車が通っていたので直進する。
 
ぶどう峠と違い、車の通行量が殆どないので走りやすいが、傾斜はきつい。
 
亀の瀬地すべり(かめのせじすべり)
大阪府柏原市峠地区・雁多尾畑地区一帯では、過去に地すべりが起こっており、現在でも対策が進められている。
 
水路工:地すべりは降雨の水により発生することが多く、地表水を速やかに地すべり外に排除する工法。
 
登り始めの右手に、「桜の里山公園:亀の瀬 8号園」があり寄ってみた。
 
桜の頃に、もう一度来てみよう。
 
「桜の里山公園:亀の瀬 8号園」。
 
地すべり対策の案内板が並んでいる。
 
「桜の里山公園:亀の瀬 8号園」の桜。(2019.04.06)
 
 
 
4. 亀の瀬「桜の里山公園」から「竜田古道 里山公園」までの詳細
 
亀の瀬「桜の里山公園」から「竜田古道 里山公園」までの地図とポイント。
 
「桜の里山公園:亀の瀬 8号園」を降りて、再び車道を行く工事中なのか道が三本に分かれている。
 
一番右の車道に出る。
 
傾斜が・・・いきなりきつくなる。
 
このコース最大の傾斜と思われる地点を行く。
 
やっとの思いでピークに差し掛かると右前方が開けてくる。
 
難所を乗り越え、少し傾斜が緩やかになった。全く車の通行が無いのが良い。
 
途中で、王寺・大和川方面を望む。
 
「竜田古道の里山公園」に辿り着いた。
 
「竜田古道の里山公園」。
 
「竜田古道の里山公園」の様子。土曜日だが、誰もいない。
 
「竜田古道の里山公園」からの、斑鳩方面の眺め。
 
「竜田古道 里山公園」の正門は、R183との合流地点の角にある。
 
 
 
5. 「竜田古道 里山公園」から「のどか村」までの詳細
 
「竜田古道 里山公園」から「のどか村」までの地図とポイント。
 
R183との合流地点。右折し、信貴山に向かう。(直進すると、青谷ルートに合流できる。)
 
右下に「竜田古道 里山公園」を見ながら登る。
 
登るに連れて右側が開けてくる。
 
左前方に「御座峰(ござがみね)」という看板が立っている。
ここを左上に登ると、「龍田山伝承の地」があるようだ。
 

 龍田大社本宮御座峰(ござがみね)
 大阪府柏原市大字雁多尾畑にある山で、ここに、風神が降臨したとの伝承があり、大阪府ではあるが、奈良盆地に向けて視界が広がる絶景の地である。

 
 
やがて前方に葡萄の直売所と、その先に橋が見えてくる。
 
ロードバイクを橋の右側の袂に寄せると、奈良盆地が一望できる。
 

「大和平野を一望した時に、正しく、この地が旭の日向かう所、夕日の日隠れる所であると体感出来る。」

引用元:龍田大社万華鏡
 
 
この橋が一旦ピークになっており、ここからは下りになる。
 
曲がりくねった下りなので、注意が必要。
 
道路のセンターライン上には車線をはみ出さないように、オレンジ色の「ラバーポール:車線分離標」が並んで配置されている。
 
気持ちのいい下りを行く。
 
右にカーブしたかと思えば、すぐに左に曲がる。
 
前方が日陰になっているせいか、底に落ちる様な感じの下りになる。
 
右へのヘアピンカーブになっており、突き当りに霊園への入り口がある。この辺りの標高が最も低くなっている。
 
そして、緩やかな登りになる。
 
東に向かっての登りで、右側=南側に高い杉木立があるために道路が日陰になっている。
 
南側の杉木立で、日陰になった道を行く。
 
杉木立の先に青い標識が見える。
 
行き先が記されていない、左分岐の標識がある。
 
「大狛(おおこま)神社」に続く道への入口と思われる。
この辺りは「柏原市本堂」という地名で、R183の「本堂高井田線」の名前になっている。
 
橋を渡る。
 
またもや左に上る道が現れる。ここも「大狛(おおこま)神社」へに通じる道のようだ。
 
ここは、この右下の三郷町方面から登ってくる道との合流地点にもなっている。
 
右にカーブする。
 
左にカーブする。
 
右にカーブする。
 
左にカーブする。
 
カーブの突端が現れ視界が広がる。この辺りが東の端になっている。
 
道は、ここから北西に進路を変える。
 
緩やかな登りを行く。
 
畑があり、続きに民家もある。
 
「竹林寺」というお寺の前を行く。
 
竹林寺を過ぎた地点がピークで、ここからは下りになる。
 
下ると、前方に標識が見えてくる。
 
大阪府と奈良県の県境に標識が立っている。
 
反対方向からの画像。ここが、R183(本堂高井田線)の起点。
 
左「農業公園」の標識があり、左折すると【のどか村】に至る。
 
切通の道を【のどか村】に向かって登る。
 
切通の両サイドの壁がなくなり、圧迫感がなくなる。
 
左前に【のどか村】の看板が立っている。
 
この車道の左側は尾根になっており、並行してハイキング道が整備されている。
 
右側に農業公園が見えてくる。
 
前方に【のどか村】のアーチが見える。
 
【のどか村】に到着。
 
レストランがあり、一息入れる。
 
 
 
6. 「のどか村」から「信貴変電所前」までの詳細
 
「のどか村」から「信貴変電所前」までの地図とポイント。
 
のどか村を出て、「信貴フラワーロード」の始点である突き当りを左折する。
 
細い山道に入る。
 
この道は路面状態が極めての悪く、”ガタガタ”しながら下る。
 
三差路に出たところで右折する。
 
しばらく平坦な道を行く。
 
左:「岡本ガーデン」の看板がある。
 
下りの道になる。
 
左にカーブすると、登りになる。
 
右に、高安山霊園に上がれる階段がある。
 
右側に、ハイキング道「生駒縦走歩道」への入り口がある。
 
右前にある細い道は、高安山越十二道の一つで最も南に位置する「神宮寺道」への入り口になっている。
 
変電所の横を下る。
 
下りきった処の右に展望台がある。
 
「信貴変電所前」を通過。
 
 
この後、ぶどう峠を下って帰着。
 
 
参考:

以上。
(2019.03.02)

 

 

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